日本で唯一の「企業成長の壁」超えコンサルティング

ありたい組織へ向けて、変革の手応え

WITH株式会社 年商30億
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後ろを振り向いたら社員がほとんどついてきていない

 私は10年前に社長に就任したのですが、就任した当初はとにかく「社員が安心して勤められる会社にしたい」という思いでした。その「安心」のために当時は売上を倍にして債務超過をなくす、ということを目標に、そこから5年間はガムシャラに走ってきました。

おかげさまでその5年で債務超過をなくすという目標はクリアできたのですが、気づいたら「社員が安心して勤められる会社にしたい」という目的が「数字を上げる」という目的に変わっていて、後ろを振り向いたら社員がほとんどついてきていない、という状態になっていました。

そのような状態を少しでもよくしようと思い、信頼している私の片腕となる幹部社員に、ある程度権限を移譲しながら組織運営していきましたが、その幹部社員も「エースで4番」として社員を引っ張るタイプであったため、社員はついていくのに精一杯、そして疲弊し「自分の意見が言えない」「このままではついていけない」という声もあがっていました。

このまま組織の中のエースで4番が社員を引っ張る形から、社員1人1人が考え、そして一丸となって組織運営していく「ワンチーム」へと変えていかなければいけない、という課題を抱えていたのです。

また、「安心して勤められる会社」をつくるためには、会社を永続させることが大前提です。会社の永続、かつ安定的な発展を目指すためにも、このような組織構造は必ず変えなければいけないと思いました。

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ありたい姿への手応え

そのような決意のもと、佐々木さんのコンサルティングを受けていくのですが、プロジェクトの最初に幹部社員1人ひとりに面談をしてもらった際、そのフィードバックで特に印象的だったのは、私が社長に就任した際につくった理念が、誰一人として正確に言えなかったという事実を突きつけられたことです。

しかし、そのような現状だからこそ、このプロジェクトを進めなければいけない、と決意を改めたことを覚えています。

実際にプロジェクトに入ると、佐々木さんが答えを出すわけではなく、社長である私自身も極力話さない。徹底的にメンバーに考えてもらう、という進め方であったため、当初はこれまでとの違いに戸惑いはあったものの、非常に合理性を感じました。

特に理念や行動指針は、過去に「本来は社長がつくるものだ」と周りから聞いたり、セミナーを受けたりしていたのですが、このプロジェクトでは案出しまでは私自身も参加するものの、基本的には「社員みんなで考え、つくり、最終的なジャッジのみ社長が行う」という進め方なので、「社員一人ひとりが考えて、一丸となって進んでいく」という組織へと向かう意味でも、とても面白いと思い、また、私がずっと求めてきたことを佐々木さんが具現化してくれていると感じました。

このプロジェクトで変更した理念、策定した行動指針は、私1人で考えていては絶対に出てこなかったような言葉も入っています。そして何よりも、これらの理念や行動指針を全社員へ浸透させる役割であるプロジェクトメンバー全員で考えたことに意義があると思っています。

同時に、そのようなプロジェクトを進める中で、社内のコミュニケーションにおいても、「自分の意見を述べる」「違うものは違うと言える」という風に徐々に変わってきており、ありたい組織の姿に向かって手応えを感じています。

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社員全員で会社の未来を決める組織へ

あくまで私の根幹は「社員が安心して勤められる会社にしたい」であり、その目的をもとにプロジェクトを進めています。もしかしたらその目的を達成するためには、今の売上規模を維持するという方が良いのかもしれませんし、私自身もそう思うこともあります。安定的に利益が出て、社員に安定的に分配できることも大事なことだと思います。

しかしここ最近、会社の懇親会で新入社員の子から「私、親に『凄くいい会社に入れたんだよ』って言っているんです。」や、逆に「私は親から『いい会社に入れたな』と言われます。」と言ってもらったのです。また、その話しを聞いていた別のパートさんからも「私もそうだよ。旦那にそう言ったら旦那が『それなら俺も入りたいな』って言っていました。」という言葉をもらいました。

役職者ではないですが、一般社員の方々からそういった言葉をもらえるということは、ここ数年、自分がやってきたことは大きく間違ってはいなかったんだな、と感じています。

そうであれば、次のプロジェクトである「全社員で5年先のビジョンを考える」という場で、社員から「この会社を大きくしていきたい」「自分たちのために発展させていきたい」という思いが出てくるのであれば、もちろん私も一緒になり、同じビジョンを目指して進んでいきたいと思っています。

ですので、こういったビジョンも私1人ではなく、いい意味で「社員全員で考える」という形で作っていきたいと思っており、そして決まったビジョンを達成するために「どのようにまとめていくか」「最終的な決断をどのようにするか」が私の仕事だと思っています。そのような組織にすることが私自身のビジョンです。

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